
2日前にもかなり弱い雨が降ったが,
その前に比べると敏感にデータが反応しなくなった。
事故前の上がり方と同程度。
どうやら上空の放射性物質の塵は
ひととおり地面に落ちてしまったらしい。
今後雨が降っても,
地面に落ちた塵が再び舞い上がった分だけ上昇はするだろうが,
今回ほどにはひどくは上がらないだろう。
事故現場の状況にもよるだろうが。
137Csなどの半減期の長い放射性物質の量を見積もってみる。
半減期の中期的なものはすべて,8日の131Iと仮定して,
グラフから,この4日間での濃度の減少幅を大雑把に50nGy/hと見積もると,
3月23日夕方の131Iの量は,
50 / ( (SQRT(2) - 1) / SQRT(2) ) = 139 nGy/h
バックグラウンドの26nGy/hを足すと,165nGy/h。
3月23日夕方の値から引き算すると,12nGy/h。
これが137Csの分となる。
...思ったより大きめかな。
尤も,途中の小雨で131Iが追加された分は
完全に無視したので,
実際はこれよりもっと小さいはず。
と,期待したい。(希望)